分類···銀貨\r大きさ22ミリ×13ミリ\r南鐐二朱銀は明和9年9月（1772年）に勘定奉行の川井久敬の建策により創鋳されましたがそれまでの銀貨は丁銀だけでしたが商業経済が活発になるに従い秤量貨幣は重さをいちいち計り取り扱いも面倒であるという事もあり金貨のように額面で通用する方が流通も早く便利であるという理由が発行の背景にあったようです。この南鐐銀も金1両=銀60匁という交換レートの重さで価値を決める実態通貨ではなく額面だけで通用させる名目貨幣でした。こういった手法は海外の金銀比価を考慮せず国内で幕府権威で通用させる事で後の天保一分銀の発行にもつながり最終的に幕末安政期の開国の貿易で起きた金貨大流出につながった要因になります。文政二朱銀はそれまでの二朱銀から文政7年（1824年）に改鋳されてほぼ同質の新型で軽量化された南鐐二朱銀として発行されました。\r幕府の財政赤字の穴埋めが理由になります。\r出品の品は銀の品位が高いのできれいな状態です。\rぜひご購入をお待ちしています♪

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